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2014-12-27 12:00 | カテゴリ:感動癒やし泣ける話
■【バス運転手】バスと赤ちゃん 感動する話。

 東京にいた12月も半ば過ぎた頃の話です。私は体調を壊し、週2回、中野坂上の病院に通院していました。その日は今にも雪が降り出しそうな空でとても寒い日でした。

昼近くになって病院の診察を終え、バス停からいつものようにバスに乗りました。

バスは座る席はなく、私は前方の乗降口の反対側に立っていました。
車内は暖房が効いていて、外の寒さを忘れるほどでした。

まもなくバスは東京医科大学前に着き、そこでは多分病院からの帰りでしょう、ドッと多くの人が乗り込み、あっという間に満員になってしまいました。
立ち並ぶ人の熱気と暖房とで先ほどの心地よさはなくなってしまいました。

バスが静かに走り出した時、後方から赤ちゃんの火のついたような泣き声が聞こえました。
私には見えませんでしたがギュウギュウ詰めのバスと人の熱気と暖房とで小さな赤ちゃんにとっては苦しく泣く以外方法がなかったのだと思えました。

泣き叫ぶ赤ちゃんを乗せてバスは新宿に向かい走っていました。

バスが次のバス停に着いた時、何人かが降り始めました。
最後の人が降りる時、後方から「待ってください!降ります」と若い女の人の声が聞こえました。
その人は立っている人の間をかき分けるように前の方に進んできます。

その時、子どもの泣き声がだんだん近づいてくることで泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんだと分かりました。

そのお母さんが運転手さんの横まで行き、お金を払おうとすると運転手さんは「目的地はどこまでですか?」と聞いています。

その女性は気の毒そうに小さな声で「新宿駅まで行きたいのですが子どもが泣くのでここで降ります」
と答えました。

すると運転手さんは

「ここから新宿駅まで歩いて行くのは大変です。目的地まで乗っていってください。」
と、その女性に話しました。

そして急にマイクのスイッチを入れたかと思うと
「皆さん、!
この若いお母さんは新宿まで行くのですが赤ちゃんが泣いて皆さんにご迷惑が掛かるのでここで降りると言っています。

子どもは小さい時は泣きます。
赤ちゃんは泣くのが仕事です。
どうぞ皆さん
少しの時間、赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せて行って下さい」
と言いました。

私はどうして良いか分からず、多分皆もそうだったと思います。

ほんの数秒かが過ぎた時
1人の拍手につられて乗客全員の拍手が返事となったのです。
若いお母さんは何度も何度も頭を下げていました。

今でもこの光景を思い出すと目頭が熱くなりジーンときます。
私のとても大切な心にしみる思い出です。

2014/03/18公開 4:21



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2014-12-27 00:00 | カテゴリ:韓国
■韓国:原発周辺住民が甲状腺がん発症、原発側に賠償命令

 昨日の記事「韓国の原発は日本より100倍安全」では日本の原発より安全だと言っていたが、以下の記事を読むと地震も無ければ、津波に遭った訳でも無いのに原発周辺住民に甲状腺がん発症、原発側に賠償命令が出されている。原発からは常に放射能が漏れている事になりますね~

2014年10月19日

原発周辺住民が甲状腺がん発症、原発側に賠償命令

 原子力発電所の近くに住んでいて甲状腺がんを発症した住民に対し、原発側が賠償する責任があるという判決が下った。釜山東部地裁民事2部(チェ・ホシク裁判長)は、釜山市機張郡に住む女性(48)が甲状腺がんを発症したことについて、原発の責任が一部認められるとし、原発を運営する韓国水力原子力(韓水原)=韓国電力公社の子会社=が女性に慰謝料1500万ウォン(約151万円)を支払うよう命じる判決を下した。

 地裁は判決理由について「原発から5キロ以内に住む女性の甲状腺がん発症率が、30キロ以上離れた地域に比べ2.5倍に達するなど、甲状腺がんの発症は放射線にさらされていることが決定的な要因となっていることが知られている。原告は原発の近くに住んでいて、原発から発生する放射線に長期間さらされたことにより、甲状腺がんを発症したものと考えられる」と述べた。機張郡にある古里原発から7.6キロほど離れた所で20年近く暮らしてきた原告の女性は、2012年2月に甲状腺がんの診断を受け、韓水原を相手取り2億ウォン(約2000万円)の損害賠償を求める訴訟を起こしていた。

釜山= 権慶勲(クォン・ギョンフン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

情報元:ちきゅう座

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