2017-05-31 16:48 | カテゴリ:北朝鮮
■正恩氏を増長させる習氏“弱腰”のウラ 評論家「北朝鮮はいい隠れみのになっている」、「制裁行為を行えば北京にミサイルも」

2017.05.31 zakzak夕刊フジ

習氏(右)の“本音”は正恩氏に見透かされている?(合成写真、いずれもロイター)
習氏は正恩氏に見透かされている(470x290)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権が、また中国の習近平国家主席の顔に泥を塗った。中国の自制呼びかけを無視し、3週連続となる弾道ミサイル発射に踏み切ったのだ。対話姿勢を崩そうとしない中国の“弱腰”が正恩氏を増長させた形だ。そんな中国に見切りをつけたのか、ドナルド・トランプ米政権は原子力空母による圧力を北朝鮮に加え続けている。北朝鮮に対して中国が強気に出られない裏には、習体制の弱点が関係しているとの見方も浮上する。

 「ミサイルは予定目標点の7メートル差で正確に命中した」。朝鮮中央通信は30日、新たに開発した精密誘導ミサイルの発射実験に正恩氏が立ち会ったことを報じた。実験の日時は定かではないが、29日の弾道ミサイル発射を指しているとみられる。

 北朝鮮の脅威がより高まっている中、日米両政府は表向き、中国に期待を寄せている。トランプ氏は29日、ツイッターで「北朝鮮がまた弾道ミサイルを発射し、隣国の中国に大変無礼を働いた」と非難しながらも、「だが中国は懸命に努力している」とかばった。谷内正太郎国家安全保障局長は29日、中国の外交担当トップである楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)国務委員と会談し、中国がさらなる役割を果たすよう求めた。

 トランプ氏は4月の米中首脳会談で、習氏に対し、北朝鮮問題について7月までに成果を上げるよう迫ったと伝えられている。だが、中国が本気で北朝鮮を止めようとしているのかも疑わしい。対話重視を強調し、行動が伴っていないからだ

 今月21日の弾道ミサイル発射後に開かれた国連安保理での非公開の緊急会合でも、制裁強化を求める日米に対し、中国は対話を通じた解決を主張した。劉結一国連大使は記者団に「(北朝鮮)問題は対話を通じてのみ解決できる」「現状でなぜ対話が行われないのか理解できない」と述べたが、対話にこだわる理由の方が分からない

 中国が制裁の「抜け穴」となっていることを示す統計もある。

 中国税関総署が23日に公表した国・地域別の輸出入統計月報(ドルベース)では、北朝鮮との貿易総額が今年1~4月に16億279万ドル(約1779億円)となり、前年同期に比べ16.3%増えていた。中国は2月19日から、北朝鮮産の石炭輸入を停止する措置を取ったとしているが、実行されているのかどうかすら疑わしい数字だ

 北朝鮮も中国の態度を見透かしているようにうかがえる。中朝関係の「決裂」を意味する6回目の核実験には踏み切ってはいない。一方で「脱中国」を見据え、ロシアへの接近を強めている。北朝鮮北東部の羅先(ラソン)とロシアのウラジオストクを、貨客船「万景峰(マンギョンボン)号」で結ぶ新たな定期航路が誕生したのはその一例だ。

 中国は北朝鮮の封じ込めに本気ではないとの分析もある。評論家の石平氏が解説する。

 「北朝鮮が挑発を繰り返している間、米国の目は、南シナ海への進出など中国の行為に向きにくくなる。中国にとって、問題を起こしている北朝鮮はいい隠れみのになっており、それを止めたいとは考えていない」

 石平氏はこう続ける。

 「中国が北朝鮮への石油供給を完全に停止するなどの制裁行為を行えば、北京にミサイルを撃ち込んでくることも考えられる。そうなれば習政権は終わりだ。その意味で止めることができないともいえる」

 中国内部の権力争いが影響しているとの見方を示すのは評論家の宮崎正弘氏だ。中国人民解放軍で中朝国境を管轄する旧瀋陽軍区「北部戦区」について、「(元国家主席の)江沢民派と深い関わりがあり、習氏は抑えることができていない。江氏に忠誠を誓っている人間は多く、江氏が生きている限り力がある。このため、習氏は動くことができないだろう」と指摘する。

 ツイッターでは中国をフォローしたトランプ氏だが、実際には軍事的圧力を強化する行動を取っている。

 米軍の誇る原子力空母「ニミッツ」が6月1日に米西海岸ワシントン州の海軍基地を出港し、太平洋北西部に派遣される。朝鮮半島周辺には現在、原子力空母「カール・ビンソン」と「ロナルド・レーガン」が展開している。ニミッツの具体的な目的地は不明で、カール・ビンソンとの交代説もあるが、韓国紙の朝鮮日報(日本語版)は29日、「たとえ一時的とはいえ、米軍が保有する空母11隻のうち3隻が同時に特定の地域に展開するのは異例だが、これが現実になる可能性が高まったのだ」と報じた。

 中国が北朝鮮を止められない中、米国が軍事力行使に踏み切り、中国がそれを容認する可能性はあるのか。

 前出の石平氏は「米国が北朝鮮に対し限定空爆などの攻撃を加える可能性は十分ある。中国にとって北朝鮮は存在したほうが好都合だが、守ることまではしない」と話し、続けた。

 「ただ、もし金正恩体制が崩壊するような事態になれば、米国に先んじて主導権を握りに行くことは間違いない」

 結局は自国の都合しか考えないということか。

引用:zakzak夕刊フジ

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2017-05-31 14:39 | カテゴリ:北朝鮮
■なぜか北朝鮮国民から「洗濯物」のあだ名で呼ばれ始めた金正恩氏

2017年05月30日 DailyNK Japan

 「朝鮮労働党委員長であらせられ、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長であらせられ、朝鮮人民軍最高司令官であらせられる、わが党、国家、軍隊の最高領導者、金正恩同志におかれましては…」

 北朝鮮メディアでは、金正恩党委員長を呼ぶ際に、まるで寿限無のように肩書を羅列する。一方で、庶民は「幼稚園児」「デブ」「ブタ」など、さすがに言いすぎではないかと思えるほどの呼び方をしている。5月以降、そのような傾向がさらにひどくなったというのだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

 両江道(リャンガンド)の情報筋によると、北朝鮮の人々は正恩氏に対して抱いていた淡い期待が裏切られたことで、激しい不満を持つようになった。

 「最初は経験不足だからしょうがない、労働党創建70周年(2015年10月)と朝鮮労働党第7回大会(2016年5月)までは我慢しよう、今年の太陽節(4月15日)が過ぎればよくなるだろうと思っていたが、完全に期待はずれだった。しかも政治的行事が終わってもなお、住民の勤労動員が続いている」(情報筋)

 そうして正恩氏に付けられた新たなあだ名が「ソダビ」、方言で「洗濯物」という意味の言葉だ。

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2017-05-31 12:00 | カテゴリ:動画TV映画
■【海外の反応】日本の軽トラックがアメリカで大人気!外国人が好きになる軽トラの魅力とは?女子向けの軽トラも

2017/04/26公開 12:40



2017-05-31 00:00 | カテゴリ:スポーツ
■海外の反応「日本人優勝は実に不愉快だ」 佐藤琢磨選手の歴史的偉業を米紙記者が批判し大炎上

2017/05/29公開 10:13


■インディ500優勝の佐藤琢磨に米記者がツイッターで「不快」米紙が解雇

2017.5.30 産経ニュース

 【ロサンゼルス=中村将】世界三大レースのひとつとされる米国伝統の自動車レース、インディアナポリス500マイル(インディ500)で日本人初優勝を果たした佐藤琢磨(40)=ホンダ=について、ツイッターに不快感を示すコメントを投稿した米紙記者が解雇されたことが29日分かった。雇用主の米紙デンバー・ポストが表明した。

 解雇されたのはテリー・フレイ記者。ツイッターで「個人的な思いはないが、メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の週末に日本人がインディアナポリス500を制したことは不快だ」などとつぶやいた

 投稿には抗議が殺到。米メディアによると、フレイ氏は投稿を削除し「感情的になり、第二次世界大戦で戦った相手の1つに対して愚かな発言をしてしまった。改めておわびする」と謝罪したが、デンバー・ポスト紙は「テリー・フレイはもはやデンバー・ポストの社員ではなく、ツイートの内容も弊社の主張を代弁するものではありません」とツイッターで表明した。

引用:産経ニュース

2017-05-30 16:48 | カテゴリ:軍事国防
■超異例!米空母3隻臨戦 米祝日狙いミサイル発射 正恩氏“宣戦布告”か「朝鮮戦争休戦以来 最大の危機」

2017.05.30 zakzak夕刊フジ

北朝鮮近海に集結する米海軍のニミッツ、カール・ビンソン、ロナルド・レーガン(左から)の3隻(合成写真、米海軍提供など)
北朝鮮近海に集結する3米空母(470x228)

 朝鮮半島の緊張が「異次元」の領域に達しつつある。北朝鮮は29日早朝、今年12発目となる弾道ミサイル1発を発射し、新潟県・佐渡島から約500キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に撃ち込んだ。一歩間違えば、日本の船舶や航空機に被害が出ていた。ドナルド・トランプ大統領率いる米軍は6月以降、世界最強の3つの空母打撃群を北朝鮮近海に集結させる。「1953年に朝鮮戦争が休戦して以来、最大の危機」と断言する識者もいる。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の狂気の挑発に対し、米国は軍事行動を決断するのか。

 「北朝鮮が、国際社会の度重なる警告を無視して挑発を続けていることは断じて許すことができない。北朝鮮に厳重に抗議した」「国際社会と連携しながら高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期していく」「北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動を取る」

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2017-05-30 14:50 | カテゴリ:科学技術研究開発家電
■日本版GPSを防衛利用へ 北朝鮮の妨害電波を防御 政府1日に衛星打ち上げ

2017.5.29 産経ニュース

自衛隊によるGPSを防衛に利用(470x274)

 政府は日本版の衛星利用測位システム(GPS)の本格構築に向けた第一歩となる準天頂衛星「みちびき」2号機を6月1日、種子島宇宙センター(鹿児島県)で打ち上げる。緊迫した北朝鮮情勢が続く中、自衛隊の利用への妨害電波を防ぐ高度なセキュリティー機能を搭載。本格運用時には米国のGPSに頼らなくても任務を遂行でき、民間利用だけでなく安全保障上も重要な役割を担う。

 みちびきは電波を使って地上の位置を計測する衛星。内閣府が今回の2号機を含め年内に3基を打ち上げ、来年4月に米国のGPSとの併用で24時間運用を始める。誤差約10メートルのGPSをはるかにしのぐ同6センチの高い位置精度が強みだ。

 米国のGPSは民間のカーナビゲーションやスマートフォンなどのほか、自衛隊の航空機や艦船でも利用されている。平成35年度にみちびきが7基体制になると、GPSに頼らなくても部隊運用が可能だ。幹部は「独自のバックアップ態勢を組むことは歓迎すべきことだ」と話す。

 みちびきは幅広い民間利用が期待されているが、今回の2号機以降は高度に暗号化した特殊な測位信号も発信する。敵国の妨害電波や偽の信号による攪乱(かくらん)を防ぐことができ、内閣府は「技術的には安全保障上の利用にも耐えうるレベルだ」と指摘する。

 GPSは冷戦時代に米国が軍事目的で開発し、防衛省・自衛隊も部隊運用のほかミサイルの精密誘導など多くの場面で活用してきた。北朝鮮の弾道ミサイル対策として議論が続く「敵基地攻撃能力」を保有した場合に攻撃手段の候補となる米国の巡航ミサイル「トマホーク」もGPSを使って命中精度を上げている。

 これに対抗するため北朝鮮は近年、韓国に向けてGPSの妨害電波を繰り返し発信。航空機や船舶の運航に広範囲で障害を与えた。朝鮮半島有事の際、日本に向けて妨害電波を発信する可能性もあり、自衛隊関係者は「みちびきの信頼性が確認されれば、こうしたリスクは減る」と話す。今後は装備品の改修に伴う費用対効果の検証も必要になる。

引用:産経ニュース

2017-05-30 12:00 | カテゴリ:パソコン
■無線LAN「ただ乗り」の恐怖 衝撃の「無罪判決」犯罪に利用され被害者が捜査対象になる恐れ

2017.5.26 産経ニュース

 インターネットの利用をめぐる訴訟が注目を集めている。他人の家の無線LANを勝手に使う、いわゆる「ただ乗り」が電波法違反罪に問えるかが争われた刑事裁判で、東京地裁は被告の男を無罪とする判決が確定した。専門家は、ただ乗りによって無用なトラブルに巻き込まれかねないと警告している。(夕刊フジ)

 判決によると、男は近隣住人の無線LAN電波を盗用してインターネットに接続。銀行の偽サイトに誘導するメールを不特定多数に送信し、取得したIDやパスワードを使って別口座に計約500万円を不正送金した。被告は不正アクセス禁止法などの罪では有罪だったが、ただ乗りについては電波法が無断使用を禁じる「電線通信の秘密」にはあたらないとする判決が確定した。

 電波を管轄する総務省は、「暗号を割り出すために他人の無線LAN機器に繰り返し情報を送受信するなどの行為は、電波法違反に該当する」との認識を示した。

 ケーブルを使わずインターネットに接続できる無線LANは、その利便性から急速に普及し、オフィスや家庭だけでなく、街中で使える環境整備が進んでいる。半面、パスワードの規格が古いと簡単にただ乗りされる恐れがあり、問題が指摘されていた。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「ただ乗りされた無線LANが企業へのアクセス攻撃や、コンピューターウイルスをバラまく、果ては児童ポルノの送受信に使われるようなことも考えられる」とし、「怖いのは無線LANをただ乗りされた側が犯罪にかかわったと疑われかねないという点だ」と続ける。

 「たとえば、Aさんの無線LANが近所に住むBにただ乗りされたとする。Bは児童ポルノの映像を大量にネット上でやりとりをしていた。それらの映像を取り締まる警察は、通信キャリアやプロバイダーに情報開示を求め、どの無線LANが使われていたかを突き止める。その結果、Aさんも捜査対象になる恐れがある」(井上氏)

 男の事件では、ただ乗りされた近隣住民が使用していた無線LANは、暗号化方式の古い「WEP」と呼ばれる規格だった。

 情報セキュリティーが専門の森井昌克神戸大大学院教授は「WEPのパスワードを解読できるハッキングツールが広まっており、知識がなくてもただ乗りできる」と指摘。現在国内で市販されている無線LAN機器やパソコンなどは、ほとんどがより安全性の高い規格に対応しているが、WEPを使い続けている人が少なくないという。

 いま一度、自宅のネット環境の確認をおすすめする

引用:産経ニュース

2017-05-30 00:00 | カテゴリ:軍事国防
■北朝鮮 金委員長立ち会い“新型迎撃ミサイル”発射(17/05/28)

 標的に当たった後の画像は有るが、当たった瞬間の映像は無く、標的に自爆装置を付けてリモコンで爆破したと受け取られても仕方がない。見たところ標的は風でよろよろ動く固定された風船のように見えるが・・・、アメリカの迎撃ミサイル実験のように海上から実際のミサイルを打ち上げ、そのミサイルを迎撃する実験とは比べられないね~。
 ただ迎撃ミサイルは3発発射されているのは確認できるのでそれが全て成功しているのはお見事です。
 車載の発射台は1・2・3と3台あり「1・2・3」とも使用されているのを確認してみて下さい。


2017/05/28公開 2:22


■北朝鮮が3週連続で日曜日にミサイル発射 今度は北朝鮮版「PAC-3」

2017/5/28 Yahoo!ニュース

 北朝鮮がまた、日曜日にミサイルを発射した。3週連続だ。それも予想したようにイタリアでの「G7サミット」(主要7か国首脳会議)にぶつけた。

 「G7」が共同声明で北朝鮮に対して「核とミサイル開発計画を放棄しなければ、制裁を強化する準備ができている」と警告したことへの反発でもあり、トランプ政権が原子力空母「カールビンソン」と「ロナルド・レーガン」による合同訓練を来月朝鮮半島近海で実施することへの対抗措置でもある。それも、今回はこれまでの攻撃用ミサイルではなく、米国の空爆に備えた防空用の迎撃ミサイルである。

 北朝鮮の国営通信・朝鮮中央通信は5月28日、金正恩委員長の立会いの下、新型の反航空(地対空)迎撃誘導兵器体系(ミサイルシステム)の発射実験が行われ、「成功した」と伝えた

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2017-05-29 16:41 | カテゴリ:国内
■前川氏出入りの「出会い系バー」直撃 貧困女性の調査目的「ぜってー、そんなわけない。ホテル行ってるよ!」

2017.05.29 zakzak夕刊フジ

前川氏はここで貧困の実態調査をしていた(画像は加工しています)
前川氏はこの店で貧困の実態調査(470x497)

前川喜平前事務次官(200x247) 文部科学省の天下り問題で引責辞任した前川喜平前事務次官(62)が在職中に通っていたとして注目を集めているのが「出会い系バー」だ。前川氏の言う通り「女性の貧困に関する実地の視察調査」ができるのなら、確かに意義は小さくない。夕刊フジ取材班も店がある東京・歌舞伎町へ実態調査に急行した。

 25日の記者会見で、学校法人「加計学園」をめぐり、獣医学部新設のための国家戦略特区指定に関し、「総理のご意向」などと記された文書が「確実に存在する」と強調した前川氏。会見では「出会い系バー」通いの事実も認め「女性の貧困について、ある意味実地の視察調査の意味合いがあった」と説明した。

 省庁の事務方トップでありながら、霞が関から歌舞伎町の夜の街に1人で転じ、文部科学行政の知見を深めていたという前川氏。「食事に伴ってお小遣いをあげたりしながら話を聞いたことはある」と、身銭を切ってまで仕事に情熱を傾けていたという。

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2017-05-29 14:42 | カテゴリ:北朝鮮
■北朝鮮 スカッド系弾道ミサイル発射 約450キロ飛行=韓国軍

2017/05/29 聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は29日早朝、スカッド系列とみられる弾道ミサイルを発射した。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は発射直後、国家安全保障会議(NSC)の緊急開催を指示、韓国政府は午前7時半に青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長の主宰でNSC常任委員会を開いて対応策を議論した。

北朝鮮は今年に入って9回目となる弾道ミサイル発射実験を実施した(イメージ)=(聯合ニュース)
北朝鮮は今年9回目弾道ミサイル発射実験(470x246)

北朝鮮は今年9回目弾道ミサイル発射実験地図(200x200) 合同参謀本部は「北は午前5時39分ごろ、(南東部の)江原道・元山一帯から東に向けスカッド系列とみられる未詳の弾道ミサイルを発射した」と伝えた上で「飛行距離は約450キロで、新たな情報について韓米が詳しく分析中」と説明した。

 日本の菅義偉官房長官は緊急記者会見を開き、ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとして強く非難した。

 米太平洋軍司令部はミサイルが6分間飛行し、東海上に落下したとして、短距離ミサイルと推定した。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は今回のミサイルは米本土への脅威にはならないと判断した。

 スカッドは射程300~500キロの短距離ミサイルで、韓国を狙う兵器とされる。

 北朝鮮はスカッドの射程を延ばし、精度を高める性能改良を進めている。3月6日にも改良型スカッドの発射実験を行っている。

 スカッドを空母攻撃用の対艦弾道ミサイル(ASBM)に改良しているとの分析もある。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射実験は準中距離弾道ミサイル(MRBM)の「北極星2」を発射した今月21日以来となる。今年に入り、弾道ミサイルの発射実験は9回目となる。対話局面への転換が予想されており、北朝鮮は核兵器の運搬手段になる弾道ミサイル能力を最大限に引き上げるため、発射実験を繰り返しているとみられる。

 北朝鮮は米本土を攻撃できる大陸間弾道ミサイル(ICBM)や米軍基地があるグアム、ハワイなどを射程に収める中距離弾道ミサイル(IRBM)を開発して米国を脅かす一方、スカッドを含む従来のミサイルの精度を高め、戦術的価値の向上を図っている。

 対外的には国際社会の対北朝鮮圧力に屈しない意思を誇示するためとの見方もある。

 先進7カ国(G7)は27日(現地時間)、イタリアで開催した首脳会議(サミット)で、北朝鮮の核・ミサイル問題は国際社会が直面している最優先課題として、北朝鮮が核・ミサイルを放棄しない場合は制裁を強化すると警告した。

 また、北朝鮮の弾道ミサイル発射は軍事的な圧力を強めているトランプ米政権に対する挑戦の意味もあるとされる。

 トランプ政権は北朝鮮の挑発を抑止するため、朝鮮半島の周辺海域に米原子力空母カール・ビンソンを展開させている。来月初旬には同ロナルド・レーガンも朝鮮半島周辺海域に派遣し、カール・ビンソンと合同訓練を実施する予定だ。

 北朝鮮が今回、ICBMやIRBMではなく、短距離のスカッド系列ミサイルを発射したのは、米国を直接的に刺激しないものの挑発を続け、緊張状態を維持する戦略とみられる。

 北朝鮮は最近、南北がにらみ合う軍事境界線(MDL)や海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)などで局地挑発を準備している兆しもある。

 北朝鮮は今月23日、MDLの上空に風船と推定される飛行体を飛ばし、韓国軍は無人機である可能性があるとみて機関銃で応射した。

 27日には韓国軍の無人偵察機が北朝鮮上空を侵犯したと主張し、強く反発した。

 文政権が北朝鮮との対話を通じた核・ミサイル問題の解決を模索する中、北朝鮮は弾道ミサイル発射などを続けて朝鮮半島の緊張を高めており、文大統領にとっては政権初期から対北朝鮮政策が試される事態になっている。

引用:聯合ニュース