2014-10-14 00:00 | カテゴリ:教育
日本ほど素晴らしい国は世界中のどこにもないだろう 元名古屋グランパスエイト監督アーセン・ベンゲル キミガタメ

 日本人はヨーロッパを美しく誤解している。しかし実際のヨーロッパは全然違う。日本が東京のような大都会とすれば、ヨーロッパはアフリカのサバンナのようなところだ。治安が悪いのはもちろんのこと日本人と比較すればヨーロッパ人の民度は恐ろしく低く、日本では当たり前に通用する善意や思いやりは全く通じない。隙あらば騙そうとする奴ばかりだ。
 日本と違い階級社会であるため、会話の全く通じない無知な愚か者も多い。私は、時々、欧州事情に疎い日本人が欧州に行ったら、精神に異常を来してしまうのではないか?と心配することがよくある。欧州について何も知らない日本人が欧州に移り住むというのは、都会の快適な場所に住んでいる人間を、ライオンがうようよいるアフリカのサバンナに丸裸で放り込むのと変わらないだろう。悲惨な結果になるのは目に見えている。

日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにも無いだろう。
これは私の確信であり事実だ。

 問題は、日本のすばらしさ・突出したレベルの高さについて、日本人自身が全く分かっていないことだ。おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気と分かって心底驚いた記憶がある。

 信じられるかい? こんな理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。
本当に奇妙な人たちだ。しかし我々欧州の人間からみると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。

 だから、私はいつも、欧州に行きたいという選手がいたら、よく考えて決めるべきとアドバイスしている。日本がレベルアップできるなら、日本より(国の発展が)遅れている欧州諸国に行く必要は全く無い。
 欧州では人種差別もあるので、力があっても出場すらさせて貰えないかも知れない。リスクが大きすぎるのだ。日本のリーグのレベルを上げることの方を、安易な欧州進出より優先すべきである。もしどうしても行きたければ、ドイツのような人種差別意識の低い国のリーグか、ビッグリーグよりレベルの少し落ちる国のリーグに行って、実績を積んでから、ビッグリーグに移籍すべきだ。

 ベンゲル監督はこんな素晴らしいことを言ってくれてたんですね。ネットで調べたら、何年も前のスポーツ紙に載ったものです。いろんなブログに取り上げられてて、一部の方は「褒めすぎ」だと感じているようでしたが、きっと日本人の大半は、それに近い感想を抱くのではないかと私も思います。私も日本から出る前に読んでいたら、きっと「褒めすぎ」だと思ったでしょう。

 褒められて嬉しい気持ちはもちろんありますが、心のどこかで、「ベンゲル監督はきっと日本の良いところしか見てこなかったんだわ」と、思ったと思います。

 もちろん、今は違います。日本のことをよく分かっていなかったのは私の方だったと、今なら思います。

 ベンゲル監督が言っているのは本当です。誇張でもお世辞でもなく、紛れもない事実で率直な感想なんだと思います。

 さすが名監督は物事の本質を見抜く確かな目を持っているのだと感心しました。しかし、残念ながら、ベンゲル監督が不思議に思った「日本人は日本をダメだと思っている」ことも事実です。日本をよく知る外国人から見たら、とても理解に苦しむところです。外国人から見たら、日本人は、実際の「日本」とかけ離れたところのものを「信じている」不思議な民族と映ったでしょう。ただ、よっぽど注進してくれる人でもいない限り、「間違っている」と不思議に思うところまでは出来ても、それがなぜなのか、どうしてそうなのかまでは理解できないでしょう。

 日本がダメダメなのは、日本の国そのものがダメなのでは無く、日本人がダメなんでもなく、日本に巣食っている、「日本」を駆け引きの道具にしている政治家と繋がっている魍魎(もうりよう)みたいなものの存在のせいです。決して私たち日本人が、日本がダメなわけではないんです。日本人は、日本人の本質を欧米の呪縛によって幾重にも封印されているだけなのです。
 その「呪い」のひとつである物質文明や経済史上主義の爛熟した社会にどっぷり浸かっている時はすっかり忘れ去られているけど、ひとたび緊急事態になれば、思わず知らずにそれに目覚めてしまうのです。

 東日本震災での世界からの驚嘆と尊敬の念がそれを証明しています。ですから、私たちはまだ完全に忘れたわけではありません。あたしたちはまだ「完全な洗脳」から抜け出ることが出来るのです。そう、目を開くだけで良いんです。

 ベンゲル監督も言っています。日本の現実は奇跡だと。

 私たち日本は、奇跡のような国に当たり前のように住んで、当たり前のように蔑んでいるのです。私たちにとって当たり前すぎることが、欧米から見たら脅威であり、羨望の的だと言うことを、文字通り「有り難い」ことだと言うことに気付いて、自信を取り戻して欲しいのです。そして、その自信が、他国からの侵略をはねのける力になって欲しいと切に思います。今まで、寄って集まって勝手な「色」を塗り固められてきた私たちですが、それを洗い流すきっかけは人それぞれ色々ありましたが、東日本震災の出来事や、なでしこジャパンの活躍などで多くの人たちが気付いてくれると信じています。そして、本当の日本人の歴史や、日本人の誇りを取り戻すことで、今度はこそ、本当の再生日本として復興できると思います。

もう一度言います。ベンゲル監督の言ったことは、本当です。




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