2014-10-22 00:00 | カテゴリ:科学技術研究開発家電
日立の車両 鉄道の故郷へⅡ CLASS395 CTRL 英国高速鉄道


 19世紀初頭、鉄道の歴史はイギリスの蒸気機関車で幕を開けた。一方日本では明治になって間もない1872年(明治5年)日本初の鉄道が新橋~横浜間で開通した。開業当時の1両「110形蒸気機関車」が青海鉄道公園で鉄道記念物となって残されている。

 日本の鉄道誕生には鉄道発祥の国イギリスの協力が不可欠であった。「110形蒸気機関車」を始め使用された10両の車両は全てイギリス製であった。技術指導もイギリス人技師が行い、鉄道技術の発展に大きく貢献した。

 明治初頭にイギリスから学んだ鉄道技術はおよそ1世紀半の時を超えて安心・安全そして高効率輸送を実現する世界最高水準の鉄道技術へと進化し、その実績と信頼が鉄道のふるさとイギリスで評価された。

 2009年12月13日、鉄道発祥の国イギリスロンドンでドーバー海峡トンネル連絡線を日立の高速鉄道が走った。従来1時間20分以上掛かっていたロンドン-アシュフォード間の所要時間がこの高速列車では37分に短縮された。さらに最高速度225Km/hでロンドン市内とケント州の各都市をイギリス国内初の高速鉄道で結ぶ事を可能にした。

 2005年にメンテナンスも含めた29編成174両の車両製造を受注。山口県下松市(くだまつし)の笠戸事業所で作られた。2007年1月から製造開始。2007年6月には最初の車両が旅立った。以後7月から25ヶ月間入念な試運転が繰り返された。

 日立にとって初めての海外での保守事業ということで、メンテナンスも担当。スペアパーツの準備方法やマニュアルの作成方法など初めての経験が非常に多くの苦労の末に開業にこぎ着けた。

 2009年12月13日、開業の日の早朝アシュフォード国際駅を一番列車が出発し開業セレモニーの会場となるセントパンクラス駅に到着。

 イギリス側担当者:日立が信頼・安全そして正確に運行する列車を提供してくれることは、当社のビジネスの将来にとって重要であり、何よりも乗客が望んでいることです。その全てを提供してくれる日立は、今後のビジネスの成功に大きな貢献をしてくれるでしょう。

2013/02/13公開 8:46


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