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2017-12-10 12:00 | カテゴリ:感動癒やし泣ける話
■ノーベル文学賞のカズオ・イシグロさんが記念講演 日本は色々な意味で私のアイデンティティーで自信の源泉だった

2017.12.8 産経ニュース

英国籍カズオ・イシグロ氏(470x317)
ストックホルムのスウェーデン・アカデミーで記念講演するカズオ・イシグロ氏=7日(ロイター=共同)

 【ストックホルム=岡部伸】今年のノーベル文学賞に選ばれた長崎県出身の英国人作家、カズオ・イシグロさん(63)は7日(日本時間8日未明)、ストックホルムにあるスウェーデン・アカデミーで受賞記念講演を行い、「危険なほどに分断が増大する時代に、良い作品を書き、読むことで壁を打破できる」と述べ、閉塞(へいそく)感漂う世界で文学の重要性を説き、「文学者としてできる全力を尽くす」と誓った。

 「ここにいることがとても光栄」。講演の冒頭で受賞について語ったイシグロさんは、長崎市に生まれ、英国政府の要請で北海油田研究のために渡英した海洋学者の父親に連れられて5歳の時に家族で日本を離れたことを披露。英国籍を取得したが、「日本は色々な意味で私のアイデンティティーで自信の源泉だった」と「祖国」日本との関わりを強調した。

 英国社会で日本人少年として育ち、「祖国」と向き合った創作活動の原点を紹介、記憶の中で薄れゆく「私にとっての日本」を築き直そうとの思いから長崎を舞台にした処女作「遠い山なみの光」が生まれたことを披露した。

 また「渡英して11年間、両親は『来年こそ日本に帰る』と言い続け、長期訪問者の視点で英国社会を観察した」と述べ、「異邦人」としての経験が著作に奏功したとの見方を示した。

 渡英した1960年は大戦からわずか10数年しか経ていなかったが、敵国として戦った日本人家族を移住したサリー州ギルフォードのコミュニティーの普通の英国人たちは「驚くほど寛大に受け入れてくれた」と振り返った。

 その上で、多くの人が不満や不安を抱え、未来が不安定な世界状況下で、作家として「われわれはもっと多様にならなければいけない」と指摘、文学が形式にとらわれず、多くの声を反映して多様性を確保することが重要と訴えた。

 日本出身の作家としては1968年の川端康成、94年の大江健三郎氏に次ぐ3人目の受賞で、10日の授賞式に臨む。

引用:産経ニュース


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